お知らせ
2024/12/27
福岡市の実証実験フルサポート事業に採択 認知症リスク検査SupportBrain®を、
検査機関にとってより使いやすく、受検者にとってより身近なサービスにしていきます
株式会社ERISA(エリサ)(代表取締役:河原 八郎)と医療系商社の株式会社アステム(代表取締役:吉村 次生)は、ERISAが開発した脳MRI 画像を用いたAI による認知症の将来リスク判別プログラムSupportBrain®の新たな解析システムプロトタイプ運用の実証実験として、福岡市と福岡地域戦略推進協議会(FDC)が実施する「福岡市実証実験フルサポート事業」に採択されました。
当社は、島根大学医学部脳神経内科および滋賀医科大学と共同で開発した脳画像解析AIを用いた検査サービス「SupportBrain®」を2021年9月から提供を開始し、2024年12月現在、全国80か所以上の健診機関等を通じてサービスを提供しています。またアステムは、この検査を認知症予防から治療までのエコシステムを構築するための重要な検査サービスと位置づけており、両者で連携を強化しています。
本検査サービスは、認知症の早期予防に役立つ革新的な技術として社会から高い評価を得ているものの、これまでの運用実績により、解析をおこなう医療機関側のユーザビリティ上に課題があることが確認されました。実証実験では、解析手順を簡略化した解析システムのプロトタイプによる運用を実証するもので、医療機関で広く普及している医療用画像管理システムPACSとの連携も可能となることから、本検査サービスの医療機関側のユーザビリティが大きく改善されます。これにより、本検査サービスのさらなる普及拡大が見込めると共に、当社が開発を進める医療機器プログラムSaMD※への応用も目指します。本実証実験は、令和6年1月から9か月の予定で、その結果を踏まえて、令和7年1月には画像連携システムを構築し、令和10年度はSupportBrainの国内売上を1.2億円に拡大する計画です。
当社は今後も、統計解析技術を核として、医療・介護・福祉の分野で、健康寿命の延伸という社会的課題に挑戦してまいります。
※ SaMD Software as a Medical Device(医療機器プログラム)の略
【各社の概要】
■株式会社 ERISA
所在地:〒690-0816 島根県松江市北陵町 46-6
代表者:代表取締役 河原 八郎
事業 : AIを用いた脳画像解析技術の研究開発・販売事業
設 立: 2017年
資本金:8,250 万円
WEB:https://www.erisa.co.jp/
■株式会社アステム
〒812-0007福岡市博多区東比恵3-1-2 東比恵ビジネスセンター10F
代表者:代表取締役社長 吉村 次生
設 立:1948年
資本金:33億5,500万円
WEB: https://www.astemf.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
※事業内容について
株式会社ERISA 取締役CMO 堀江 裕史
Tel 0852-61-8400 Fax 0852-61-8401 Email h-horie@erisa.co.jp
戻る